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サッカーW杯から得た3つの教訓

どうも!

盛り上がったW杯も終わってしまい、何だか寂しいですね。

明日からは、生活リズムを元に戻す努力をせねばと思っています。

今日は、W杯から得た3つの教訓を私なりの視点でお話します。

チームについて考える際の役に立てればと思います!

 

1、作戦「カリスマ」は確実に強い

ネイマール不在のブラジルが大敗したことや、メッシのアルゼンチンが負けたことから、「カリスマに頼るのはダメだ!やっぱりチーム力だ!」という教訓を考えがちですが、ちょっと違う観点を。

ドイツ対アルゼンチンを見ても、どっちが勝ってもおかしくない紙一重の試合でしたよね?

今大会のベスト4を見てもブラジル、アルゼンチンと、半分のチームが作戦「カリスマ」のチームです。オランダもロッベンという武器にかなり頼っていたところを見ると、4チーム中の3チームが作戦「カリスマ」だったと言えませんか?

特にアルゼンチンはメッシを輝かせるために他の10人が頑張るという、完全なカリスマ依存の作戦で決勝まで進むことが出来たんです!ビバ!カリスマ!

ここから得られる教訓は、作戦「カリスマ」が使えるのであれば使え!カリスマをとことんまで活かすことに専念できるチームは強い!ということです。

もしも、あなたのチームにカリスマがいるのなら、その人を無理にチーム力の中に押し込むことなく、存分に力を発揮できる環境を作ってあげた方が勝利は近いかもしれませんよ?

2、シンプルな作戦は強く魅力的

今大会でオランダのサッカーを見てファンになった人も多いではないでしょうか?

オランダの作戦は「徹底した守備からの頼れるフォワードによるカウンター」でした。このシンプルなサッカーをとにかく貫くことで勝ち上がってきたチームです。

シンプルな作戦は見ているこっちにも納得と興奮をくれました!

その逆だったのが、まさに日本のサッカーだったと思います。日本はこれまで築いてきた「短いパスで相手を崩すサッカー」というスタイルを発揮できなかっただけでなく、負けが近づくとこれまで見たこともない「ロングボールによるパワープレイ」という作戦を使いました。

これには失望した人も多かったのでは?私もその一人です。負けていたとしても、やってきたことを貫いて欲しかったと思いました。

ここから得られる教訓は、作戦はシンプルなほど強く魅力的だということです。

あなたのチームは複雑な作戦を立てていませんか?

行動原理はシンプルなほど、より強力な行動力を生み出すようです。

3、ドイツから学ぶことはない

優勝国のドイツから学べる教訓は残念ながらありません!あるとすれば、最強のチームを作れば、優勝出来る!というようなものです。

なぜか?

今大会のドイツは、誰もが認める最強のチームでした!

硬い守備に多彩な攻撃。こんなチームが作れたら、作戦「カリスマ」が使えなくたって勝てます。

「じゃあ、どうしてそんなチーム作れたの?」と思うかもしれません。

しかし、ドイツがこのようなチームになった背景は、「チームを作るのに10年をかけ」「その間に、幸か不幸かチーム方針を変えさせるようなカリスマ選手が出てこず」「スタメン選手のほとんどが普段から同じクラブ(バイエルン・ミュンヘン)でプレーしている」というものです。

もちろん、監督の意図があってそうなった部分は多分にあると思いますが、これって再現できます? ただ時間をかければチームが出来るわけでもないですが、普通は10年もかけられません。(日本は4年で監督交代ですよね?)

なおかつ、その間に一国の1つのクラブチームにその国の選手だけで世界が獲れるほどの人材が集まることはほとんど奇跡です。(前回のスペインが優勝した時はバルサとレアルの混合でしたね)

だから、ニュースでワールドカップの解説をしている人が、「サッカーのスタイルには流行りがありますからね〜。これからはドイツのスタイルが世界に流行するかもしれません。」なんて言ってるのを見て、一体どこの国が真似できるんだ?と思ってしまいました。

それくらい、今回のドイツは奇跡的な強さを誇っていたと思います。

だから、時には教訓がないこともある!というのを教訓に我々も前に進むしかない!と思うわけです。

ドイツがあまりに強かったので興奮して書いてしまいました!

最後までこの駄文にお付き合いして頂いた方に心より感謝申し上げます。

それでは!