「小さな失敗」をすればするほど「大きく成功」できる
どうも!
今日はクリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法から、成功を得るためのハックを紹介したいと思います。
簡潔に説明すると、初期の段階で「小さな多くの失敗」の経験をすればするほど「成功する可能性が増える」ということです。
では詳しく見ていきましょう!
クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
- 作者: デイヴィッド・ケリー,トム・ケリー,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
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天才とは失敗する回数の天才である
本書によれば、天才と呼ばれる人ほど、失敗する回数が多いのだそうです。
世間では「天才的な創造力の持ち主はほとんど失敗しない」と根強く信じられている。しかし、カリフォルニア大学デービス校のディーン・キース・シモントン教授によれば、むしろその反対なのだという。モーツァルトのような芸術家から、ダーウィンのような科学者まで、天才的な創造力の持ち主は、失敗の数も多い。ただ失敗したからといって、それを挑戦をやめる口実にしないというだけだ。(中略)最終的に “天才的ひらめき” が訪れるのは、ほかの人よりも成功率が高いからではない。単に挑戦する回数が多いだけなのだ。(中略)これはイノベーションの意外で面白い数学的法則だ。もっと成功したいなら、もっと失敗する心の準備が必要なのだ。ー本文P67より抜粋
つまり、どんな歴史上の天才も成功するためには、失敗を数多く乗り越えてきたんですね。
天才の凄いところは、何度失敗しても挑戦を止めないところでしょうか。まさに失敗の天才です!
とにかく試行錯誤しながら成功を目指すという「行動量」こそが重要なようです。
もちろん、ただやみくもに失敗を繰り返せば良いというわけではありません。
本書でも失敗から学ぶのはプロジェクトの初期の段階が望ましいとしています。
ではどのようにすればうまく失敗できるのでしょうか?
「プロトタイプ」でアドバイスを得る
「一度のミスで島流し」と言われる銀行員の世界は厳しいようですが、銀行員でない人も失敗をするのはなかなか勇気が入ります。
そんな時に有効な方法が本書で紹介されています。
それは「プロトタイプ」を作成することです。
資料、取り組み、アイデアなど、どんなものを作る時でも構いません。まずは「プロトタイプ」を作ってみましょう。
そして「これはプロトタイプ(試作)なので、意見を頂けますか?」といろいろな人に意見を求めましょう。
「完成しました!」といって持ってこられると、人によっては意見を言いづらいですし、言葉を選んでしまいがちです。
しかし「プロトタイプ」なら「もっとこうしたら?」と気軽に意見をもらえる可能性が高いですし、全く見当違いなものが作られるリスクを減らせます。
私の経験上でも、自分1人で時間を考えて作った資料と、様々な人にアドバイスを貰った資料とでは、クオリティも、作成にかかった時間も全く違いました。
皆さんも時間をかけて作成したものを上司に見せたら「意図と違うのでやり直し」になった経験がありませんか?
そんな時は「もっと早く見せて修正すればよかった」と思うものです。
そうならないためにも「プロトタイプ」をうまく活用して、小さな失敗を修正し、大きな成功へ結びつけましょう!
今回、紹介したクリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法では、クリエイティブに発想するための心構えやハックが随所に散りばめられています。
何より楽しく働くことをモットーに書かれていますので、興味があれば、ぜひ読んでみてください!
それでは!
クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
- 作者: デイヴィッド・ケリー,トム・ケリー,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
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