「なぜ、Apple製品を買うの?」という質問への一つの答え
どうも!
iPhone 6やApple Watchが発表されて世界中で話題になっていますね。
なぜ、Appleはこんなにも話題になるのでしょうか?
電話機も時計も世界中に溢れているのに?
私が注目したのは今回の「keynote」(プレゼン)の冒頭で流れたこの動画です。
「Apple - perspective」
この3分足らずの動画を見て、私は心底、感動しました。
iPhone 6 Plusを発売日に買おうと思いました。
「perspective」とは「モノの見方」という意味です。
この動画には「Appleのモノの見方」が凝縮されています。
それは何でしょうか? この動画はこのようなメッセージで始まります。
「Here's to those who have always seen things differently」
(いつも違った物事の見方をする人々に祝杯をあげよう)
「the one who follow a vision, not a path」
(目の前の道ではなく、ヴィジョンを追いかける人に)
Appleのお客様とは?強みとは?
Appleが「お客様」としたい人は、上のメッセージに表されるような人、あるいはそうありたいと願う人ということが分かります。
そして、Appleはそのような人々と共に、現状に挑戦し、世界を変えようと試みています。
この動画は商品の宣伝でもなければ、会社自慢でもありません。
純粋なAppleの「思想」が表現されています。
私たちは知ってか知らぬか、このようなAppleの「思想」に魅了されてApple製品を買っているのかもしれません。
そして、このような明確な「思想」を打ち出せるのがAppleの強みなのでしょう。
Apple製品を買う理由
よくiPhoneとAndroidをスペックで比較したりして、優劣を考える人たちがいますが、それはナンセンスだと思うのです。
私や世界中のAppleファンがiPhoneを買うのは iPhoneが世界最高性能であるからでも、デザインが良いからでもありません。
Apple製品を通じて、Appleのヴィジョンに賛同している(したい)からです。
つまり、現状に挑戦し、違った物事の見方をできる人でありたいと願うからです。
このような思想こそが、Apple製品を買う一つの理由のような気がします。
今回はちょっと熱くなってしまいましたが、伝わったでしょうか?
Appleが他の企業と違う理由は、以前に紹介したWHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違うにも詳しく書かれているので興味のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
早くiPhone 6 Plus来ないかなー?
それでは!
- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
- メディア: 単行本
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