やはり「すき家」はワンオペを「止めない」のではなく「止めらなかった」ことの証明
どうも!
今日は以前に書いたすき家の記事の答え合わせ的なニュースが届いたので
確認をしておきたいと思います。
すき家の赤字が予想の6倍になったようです。
「すき家」のゼンショー、通期赤字が6倍の75億円に拡大 ワンオペ解消で収支悪化 - 産経ニュース
以前、このニュースはブログでも取り上げました。
「すき家」から学ぶブラック企業批判の正体 - Freeman Hacking your Life
記事の中で私はこのように書きました。
そしてワンオペという武器を捨てる決断をしたすき家は一気に赤字へと転落しました。 ここに来て私たちは、すき家はワンオペを「止めなかった」のではなく「止められなかった」のだという事実に初めて気づいたのです。
ワンオペという武器を実際に捨てたすき家のダメージは、すき家が思っていたよりもずっと大きかったようです。
結局、従業員を使い捨てるようなビジネスモデルは長くは続かないということなのでしょう。
そんなビジネスモデルをもはや「企業努力」とは認めてくれない世の中になっているのです。
犠牲や我慢を前提とした日本の労働観は今、確実に変わりつつあります。
経済が右肩上がりではないのだから、当たり前ですよね。
そして、右肩上がりを経験している上の世代は、変われないままでいます。
そういった世代の人達と世の中とのズレが、今回のような騒動なのだと思います。
今年のブラック企業大賞に輝いた某電気屋さんは、事実が広まらないようにお金で握り潰したようですがそれもまた長くは続かないでしょう。
働くことがイコール人生と考える時代に終わりが来ているのだと私は思います。
もちろん、熱心な起業家の方は例外だと思いますけどね!
それでは!
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