自転車をこぎながら、僕はずっとニヤけていた。
冷蔵庫を開けたら、妻の名前が書いてある焼きそばを見つける。自宅より
今日は、修理に出した自転車を受け取りに行ってきました。
天気予報をみたら晴れとなっていたんですが、日暮里につくと雨が降ってきました。空は一部晴れているところもあったので、にわか雨というやつですね。「うーん、ついてないなぁ。」と思ったのですが、自転車を受け取って外に出るとすっかり雨はやんでいました。それを見て「ついてるなぁ!」と思った僕は、ポジティブなのかもしれません。
そんなこんなで、修理された自転車にまたがったわけですが、ペダルをひとこぎした瞬間に思わずニヤけてしまいました。この自転車を買って、初めてこいだ瞬間の感動がよみがえってきたからです。
体重移動に合わせて吸い付くように動くハンドル。スルスルと思い通りに止まるブレーキ。地面のデコボコの衝撃を和らげてくれるボディ。この自転車は、こんなにも快適な乗り物だったんだ。そのことをはっきりと思い出しました。ずっと知っていたことなのに、また感動してしまいました。
自転車をこぎながらニヤけてた僕は、傍から見たら相当にヤバイやつだったと思います。でも、快適になって帰ってきてくれたことがうれしくて、ずっとニヤけてしまいました。気づけば、あっという間に自宅に到着。
また、この相棒と一緒に出かけるのが楽しみになりました。これからも大切に乗っていきたいと思います。
ありがとう、おかえりなさい、そして、これからもよろしく相棒。