「本」を読むことの素晴らしさを改めて考える
最近、よく泣くことに気づいた。自宅より。
思えば最近、よく泣いている気がします。流星ワゴンを観て泣き、夢をかなえるゾウ3を読んで泣き、eastern youthを聴いて泣いています。30の男が恥ずかしいげもなく。
もともと涙もろい方なので、何か変わったわけではないんですけどね。しかも泣くのは健康に良いようです。(気になったらググって下さい)たまには思い切り泣くのもいいかもしれません。
そんなこんなで、夢をかなえるゾウを読んでて思ったんです。やっぱり本って面白いなぁと。本って、読み手の想像力まで「折り込み済み」で作られてるんですよね。主人公の顔とか、仕草とか。たぶん読む人によって想像するものはバラバラなはずなのに、作品として成立している。それってすごいことだなぁと思います。
それに加えて、本を読むときの感情移入って、とても大切な体験だと思うんです。感情移入って、誰かの気持ちになる、誰かの立場になるってことですよね。相手の気持ちを考えたら、うまくいくことってたくさんあると思うんです。ビジネスでも、人生でも。普段の生活では難しいですけど、相手の気持ちを想像するのって、本の中では簡単にできます。これって素晴らしいことだと思いませんか?
「夢をかなえるゾウ2」ではガネーシャがこんなことを言っていました。
「本読んで解決せえへん問題なんてあれへんで」
「本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
本を読むだけで想像力が鍛えられ、相手の立場に立つことを学び、問題まで解決してくれるなんて!こんなに素晴らしい教養は他にないなぁなんて、改めて考えたりしました。
最近、本読んでます?良い本あったら教えてくださいね!