2014年「働き方」を考える上で参考になった3冊の本
どうも!
そろそろ今年読んだ本の総括的なエントリーも書いていきたいと思います。
今回は「働き方」に関する本の中で、特に参考になった3冊を紹介します。
来年こそは、転職だ!独立だ!とお考えの方にはぜひおすすめしたい本ばかりです。
1、『「働く」を再起動する』
「働く」を再起動する 5年後、あなたが価値ある人材であるために
- 作者: ミッチ・ジョエル,村上彩
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2014/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今年、「働き方」に関する本の中で、最高の1冊ではないかと思います。
本書は大きく2部構成になっています。
前半は、ビジネス環境がすっかり変わってしまったから、ビジネスも新しい働き方しないとダメだよねという話。後半は、世の中すっかり変わってしまったから、私たちも新しい働き方しないとダメだよねという話。
前半では主に、功利主義マーケティングや能動メディア・受動メディアの話が出てきます。これらの特徴をうまく捉えて成功している企業の例がいくつも紹介されています。
後半では、デジタル第一主義、紆余曲折のキャリアの肯定、セルフマーケティング、ノマドオフィスといったキーワードが登場します。筆者のメッセージが色々と込められていて、胸が熱くなる内容です。
どちらの話もしっかりと「今」を新しく捉える観点が記されており、大変参考になります。
「今とこれから」を考えるのに最適な1冊です。
2、『人はなぜ「死んだ馬」に乗り続けるのか?』
人はなぜ「死んだ馬」に乗り続けるのか? 心に働く「慣性の法則」を壊し、自由に「働く」ための26レッスン
- 作者: T・ディースブロック,三谷武司
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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タイトルが面白くて買った1冊。意外に真面目な本でした。
「死んだ馬」とは、最初は好きで始めたのに、興味がなくなってしまった仕事のことです。
本書は、一度「死んだ馬」が生き返ることはないのだから、勇気を持って新しい馬を探そう!と勇気づけてくれます。少々キツイ叱咤と共に、転職へ向けた細かいステップを教えてくれます。
転職したいけど、勇気が出ない人にはオススメの本です。
この本の面白いところは、転職への悩みは世界共通なのだなぁと思うところですね。ドイツの人が書いた本なのに、悩んでることは日本人とまるっきり一緒。ドイツ人も転職ではクヨクヨするんですね。
本書の転職への基本的なステップは以前ブログで紹介してますので、よろしければ。
あなたの馬(=仕事)生きてる?転職への8つのステップ - Freeman Hacking your Life
3、『僕らの時代のライフデザイン』
僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方
- 作者: 米田智彦
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最後に紹介するのは、私が敬愛する「ライフハッカー」の編集長、米田さんの本です。
本書では、ただレールの上を歩くのではない「自由でしなやかな働き方」が紹介されています。不確実な時代に、私たちは自分の人生をどう設計していけば良いのか。それを考えるヒントがたくさん詰まった本です。
私にとって本書が最も参考になった点は「複業」という考え方でしょうか。「副業」ではなく「複業」という発想。つまり、ただ一つの仕事をするのではなく、いくつかの仕事を行い、それらを組み合わせたり、シナジーを得ながら、同時にリスクも低減させる働き方です。これからもどんどん実践していきたいなと思っています。
本書の提唱する「自由でしなやかな働き方」については、ブログでも以前に紹介しました。
不確実な時代を生きるライフデザインの作り方 - Freeman Hacking your Life
以上、「働き方」を考える3冊の本のご紹介でした。
これからも良い本があれば紹介していきたいなと思います。
それでは!