「NO力」があなたの仕事の効率を何倍にもする
どうも!
今日は「時間が足りない」と困っている人のためのエントリーです。
時間が足りないというあなた、もしかして、他人の仕事を引き受けすぎてませんか?
職場で自分の仕事が終わらない、残業が多いという人は、もしかすると「NO力」が足りていないのかもしれません。
「NO力」=「断る力」
「NO力」とはズバリ「断る力」です。
上司や先輩、同僚からの「頼まれごと」を回避する力です。
このように書くと何だかズルをしているように聞こえるかもしれませんが「断る」という力は仕事上、非常に重要なスキルです。
仕事が出来る人を見ていると、人からの頼まれごとを上手に回避していることが多いと感じませんか?
なかなか難しいスキルですが、意識すれば仕事の効率は何倍にもなるはずです!
まずは「今日、何回NOと言ったかな?」と数えてみて下さい。
ただ断るのが「NO力」ではない
頼まれたことをただ断るだけでは「NO力」があるとは言えません。
むしろ、そのような人は嫌われてしまいますよね。
面倒だから、やりたくないからではなく、やるべきことがあるから、組織に貢献しているからこそ「断る」という姿勢が相手に伝わるのが正しい「NO力」と考えましょう。
何でも引き受けて、自分のするべきことが出来ない状態を避けるためのものです。
では、実際にどうすれば「NO力」のある「NO」が言えるのでしょうか?
「NO力」溢れる「NO」を言う方法
いくつか代表的な理由と「NO力」ある断り方について考えてみました。
1、組織全体の利益になる仕事をしている → 断り方「今、皆のためにやっている仕事があるので」
2、頼まれたものよりも重要度があきらかに高い仕事をしている → 断り方「今、(数字の)インパクトがかなり大きい仕事があるので」
3、差し迫った期限付きの仕事をしている →断り方「今、午前中に終えないといけない仕事があるので」
ポイントは、組織利益、重要度、期限です。重要度に関しては「重要な仕事があるので」というのはNGです。
頼みごとをしたい人に「私からの頼みは重要じゃないの?」と思わせてしまいます。
重要度に関しては数字などを使って、理解を求めましょう!
期限についても、厳しい期限を伝えましょう。「今日中や明日中」では充分ではありません。
当然ですが、上の3つのどれにも当てはまらない仕事をしているなら、頼みごとを手伝ってあげるべきです。
いかがでしたか?
「NO力」をつけるには、重要度、作業量、自分のスキルまで見分けなければなりません。
それに比べると「YES」は簡単です。会社ではイエスマンが好かれるのも事実です。
しかし、自分が成果を出すために「NO」を言える「NO力」をつけましょう!
それでは!
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