僕は僕の夢を見ているか?人生は短く、幸せは儚い。
今回はとりとめの無い話を書きます。
意味や教訓がなくても許されるのが、ブログの良いところでもあると思うのです。
最近とても好きなブログがあります。
フミコフミオさんのブログです。
小保方さんはSTAP細胞の夢を見るか? - Everything you've ever Dreamed
はてなブログを使っている方はご存知だと思います。まさに「孤高のブロガーさん」です。(もちろん良い意味で)
僕がフミコフミオさんをすごいなぁと思うのは「文章」が面白いところです。
日本でも「話の内容」が面白い作家さんはたくさんいます。でも「文章」が面白い作家さんはすごく少ないです。例えば村上春樹や町田康。数少ない文章で勝負する作家です。僕はフミコフミオさんの文章にも同じものを感じるので、とても好きです。僕の勝手な解釈ですが。
フミコフミオさんはこう書いていました。
夢には、希望や目標と夢幻のふたつがあって、そのふたつの夢を混同し、取り違えてはダメなのだ。
今年の6月に会社を辞めた私は考えます。
「僕は取り違えていないだろうか?」
今は分かりません。この先、分かる日が来るかも見えていません。
人間や人生を理解するには、僕らの人生はあまりに短すぎるのです。
人生は短く、幸せは儚い。
僕らの日常は、実はいつもギリギリのバランスで保たれていることに気づきます。
この間、よく行くラーメン屋さんでラーメンを食べました。「うまいです!」と大将に言うと、大将が申し訳なさそうに言いました。
「そのラーメン、本当はそこにバターが乗るんだよ」
バターが不足していました。
「お菓子とかケーキとかね、そういうところが優先されてて、うちみたいなところには入ってこないんだ」
原因は乳牛が猛暑で病気になったことと、酪農家が高齢で廃業しているためと政府のホームページに書いてありました。
続けて、こういった趣旨の内容が記されています。
「今後は輸入を増やすので大丈夫です。」
僕らの幸せはいつもギリギリのバランスの上で微笑んでいます。
バランスボールの上に片足で立って両手で皿を回しながら、こう問うてきます。
「君は今、幸せかい?」
フミコフミオさんのブログを見ながら、ニヤニヤしている僕は幸せだなぁと思ったりするわけです。