あなたが「行動できない理由」は「計画を立てるから」
どうも!
今日は行動するための簡単なハックを一つ、ご紹介します。
私たちは「行動することの大切さ」を充分に知っているのに、なぜ行動できないのでしょう?
行動を起こすために必要なこと、それは実は「計画を立てない」ことです。
行動したいなら計画を立てるな
計画も立てずに行動するなんて、愚かなことだと思いますか?
実際には、そんなことはないのです。
ただ、私たちはずっと「よく考えて行動しろ」「計画を立ててから実行しろ」と教え込まれてきました。
だから、計画を立てないで行動するのは悪いことだと思い込んでいます。
しかしながら、本当に行動できる人は計画を立ててから行動をしません。
計画は行動を阻害するからです。
なぜ計画を立てることが行動を阻害するのでしょうか?
計画を立てることのデメリット
行動を立てることにはメリットもありますが、ここではデメリットを見てみましょう。
行動までの時間が先延ばしされる
行動を起こそうと思ったあなたの熱意は、とても尊いものですが、同時にとても儚いものです。
行動する前に計画を立てようとすると、実際に行動するまでの時間が先延ばしされます。
すると始めに持っていた熱意が冷めるだけでなく、チャンスそのものを失う可能性もあります。
リスクを過大評価する
計画を立てるということは、必然的に行動のリスクを計算することになります。
人間にはリターンよりもリスクを過大に評価する機能(プロスペクト理論)が備わっていますので 計画を立てれば立てるほど「今回は止めておこう」となるのです。
コントロール幻想に囚われる
計画を立てるデメリットで一番やっかいなのが「コントロール幻想」です。
「コントロール幻想」というのは心理学の用語で「実際には自分で制御できないものを、制御できるように錯覚すること」です。
簡単に言うと「自分だけは特別」と思い込む意識です。
このように考えてみましょう。
世の中全体では「実際に行動に移された計画」と「立てるだけで行動されなかった計画」のどちらの方が多いと思いますか?
恐らく後者の方が多いでしょう。 計画を立てれば行動できるのであれば、禁煙やダイエットで悩む人などいないはずです。
ではなぜ、あなたの場合には「計画を立てると行動できる」と言えるのですか? それはどこかに「他人は無理だけど自分は特別」という意識が発生しているからです。
行動するのに計画が必要と考えている人は、計画が行動をコントロール出来るという幻想に囚われています。
行動しながら計画を立てろ
では、計画とは必要ないものなんでしょうか?
全くそんなことはありません。
実際には、行動をした瞬間から計画が必要になります。
だから、本当に行動できる人は行動しながら計画を立てるのです。
これは会社も同じです。
会社はビジネスを動かしながら、次のビジネスの計画を立てています。
計画を立てる間、ビジネスを止める会社はほとんどありません。
私もブログのエントリーを書く際には、できるだけ計画を立てないようにしています。 まず書いてみてから、アップするか考えます。
そうしないと「これ面白いかな?」とか色々考えてしまって書かなくなるからです。
書いてみて、泣く泣くボツになるエントリーもありますが、違った形で再登場する場合もあります。
まず行動を起こすこと。これが大切だと思います。
参考になったでしょうか?
それでは!
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